シンプルモダンやミニマルな建物が流行っている
真っ白な外観に真っ白なインテリア
断捨離やミニマリストが流行っている
余計なモノはない方がよいのだろう
かつて豊かさの象徴であったシャンデリアも、今では豊かさは敵といわんばかりに消え去り、代わりに無数のダウンライトが天井に埋め込まれていく
壁を保護するはずの巾木も本来の役割を忘れ去られて消えていく
空間に残るのは真っ白な天井と壁に木目の床だけ
かつて様式美が持て囃された時代には、建物と同様に豪華絢爛な装飾を施したドレスが流行していた
現代の真っ白な建物に似合うのは、白か黒のファッションだろう
シンプルモダンなローコスト住宅にイケアの家具とユニクロ
シンプルでモダンな高級レジデンスにカッシーナとジルサンダー
ローコストが悪いわけではないし、高級だから良いとも限らない
かつて豊かさの象徴だった装飾文化もウィリアム・モリスのアーツ&クラフツ運動、ついにはアドルフ・ロースにより装飾そのものが否定される
なぜ装飾は否定されなければならなかったのだろうか
現代の窓すらない外観と構造体が剥き出しの建物を見て、「装飾は罪悪」といったアドルフ・ロースは何を思うのだろう
モダニズムの巨匠・建築家ル・コルビュジエの建物はなぜ他の色ではなく、白だったのだろうか
いつの時代も流行は右へ左へと緩やかに揺れながら過ぎ去っていく
ちょうど良い塩梅というものはなかなか難しい
LIVING WITH LIGHTS | 美しい灯りと暮らす
IN THE LIGHT Lighting Design & Interiors
861-8001 熊本県熊本市北区武蔵ヶ丘1丁目15-16
Youtubeチャンネル ►► https://www.youtube.com/@inthelightinteriors/
Instagram ▶︎▶︎ https://www.instagram.com/inthelightinteriors/
Comments