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執筆者の写真Yuichiro Noguchi

リフォーム・リノベについて(前編)

更新日:2021年4月10日

これまでに幾つかの住宅や店舗のリフォームやリノベーションに電気工事の部分で関わってきました。その多くの現場において毎回感じるのは、継ぎ接ぎだらけの建物に対する違和感です。

リフォームやリノベーション後に出来上がった内外装は、それなりに綺麗になるので一般の方々は十分に満足されているのだと思いますが、その製作過程や見えない部分を知っている私としては、それなりのお金を払って表面だけが綺麗になっただけで、中身はボロボロ...

そのような現状に対して、せめて自分が携わる現場だけでも出来る限りきちんとしたいと思って、今の会社を始めました。

それでもいきなり全て理想通りになるわけでもなく、毎回自問自答を繰り返しながら歩んできました。


少し前になりますが、自宅マンションの洗面台にヒビ割れがあり、洗面台の交換ついでに洗面脱衣室と浴室のリフォームを行いました。

普通であれば、洗面化粧台だけを入れ替えれば済むことですが、せっかく入れ替えるのであれば少し大きいサイズに変更したいと思ったのですが、そうすると壁紙や床の遣り替えも発生することとなり、そうなった場合、将来的にユニットバスを入れ替えることになった際には、せっかくリフォームした洗面脱衣室の壁もまた壊すことになる。

それならば、いっそまとめてリフォームした方が良いと考えて、洗面脱衣室と浴室のリフォームをすることにしました。


その時のリフォームは某工務店の水回り専門店に依頼したのですが、これまで見てきた現場のように中途半端なリフォームされたくなかったので、天井・壁・床を全てスケルトンにした状態から作り直してもらいました。

電気工事については自身でやる上に、住みながらのリフォームだったので、毎日現場を確認していましたが、気になる箇所がいくつもあったりして工事期間中はまあまあのストレスでした。途中、どうしようもない箇所は自分で遣り替えたりしながら、ある程度は目を瞑りつつ完成したリフォームでしたが、完成からひと月程経ったくらいから臭気が漂うように....


しばらくはそんなものかと思いながら過ごしていましたが、あまりにも気になるようになってきたので洗面化粧台のカバーを外してみたら、本来付いているはずのパーツがなく、排水口に配管がつっこんであるだけの状態でした。

これまでの経験からリフォームにありがちな?雑な工事と言えなくもありませんが、このような工事がまかり通っている現状を危惧するばかりです。


その後も今回のリフォームによって、マンション竣工時の欠陥工事を発見したりと、色々ととても貴重な経験をさせていただきました。




(後編へ続く・・・)



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