Flos（フロス）のFantasma Piccoloは、1961年にTobia Scarpa（トビア・スカルパ）がデザインしたフロアランプです。スチールフレームに「Cocoon（コクーン）」と呼ばれる樹脂を吹き付けて成形し、和紙を通したような柔らかな光が広がります。Flos社創設のきっかけともなった「Cocoon」シリーズは、1960年にアキッレ&ピエル･ジャコモ･カスティリオーニが“Gatto”“Viscontea” ”Taraxacum”を、翌1961年にはトビア・スカルパが参画し、不朽の名作ともいわれる“Fantasma” (幽玄の意)を発表しました。