アメリカ人映画監督でプロデューサー、脚本家、女優、ファッションデザイナーであるSofia Coppola(ソフィア・コッポラ)の初作品集。
自らの映画界におけるキャリアのすべてを網羅した、作者にとって初のアートブックとして刊行された本書は、初期の草稿、参考資料のコラージュ、影響を受けたもの、注釈付きの脚本、未公開の舞台裏の記録など、作者の個人的な写真とエフェメラのコレクションで構成され、これまでに手がけた8作品すべてが詳細に解説されている。
「ヴァージン・スーサイズ」(1999年)から「ロスト・イン・トランスレーション」(2003年)、「マリー・アントワネット」(2006年)、「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」(2017年)、そしてエルビス・プレスリーの妻プリシラ・プレスリーのグレースランドでの幼少時代を描いた最新作「プリシラ」まで、21世紀を代表する紛れもない名作の数々の舞台裏を垣間見ることができる、満足感の高い1冊に仕上がっている。
作者自身が編集を手掛け全編に注釈をつけた本書を通じ、彼女の手法、参考にしたもの、コラボレーターたちとの私的な出会いや、これまで表に出ることがなかった作業プロセスに触れることができる。自身のアーカイブから集められた極めて個人的な画像やテキストとともに、そこに浮かび上がる燦然たる作品群について語り合った、映画ジャーナリストであるリン・ハーシュバーグによるロングインタビューを収録。
softcover
with an interview booklet (translated into Japanese) and a postcard
488 pages
216 x 280 mm
color, black and white
2023published by MACK
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¥15,400価格
消費税込み |
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